1、声優学校を選ぶ

声優になるためのスクール選び

声優になるためにはどのようなステップを踏む必要があるのでしょうか。ここでは、第1ステップとして、声優として必要な基礎を学べる学校を紹介します。

声優スクール・専門学校・養成所など、学校の種類やそれぞれのメリット・デメリットなどを分かりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

声優になるためにはどんな学校を選べばよいの?

まず、声優になるための学校の種類(養成所・スクール・専門学校・大学)と、それぞれのメリット・デメリットを簡単に紹介してみました。

養成所

プロの声優として必要な知識や技術を実践的に学べる専門の養成機関のことで、母体がプロダクションの付属系養成所と、反対の独立系養成所があります。

レッスンは週1~2回と拘束時間が少なく仕事などと両立しやすいのがメリットです。費用も、みっちり学ぶ学校系と比べると抑えられるでしょう。ただ、入所に際してオーディションが必要な場合や、全体的にみて実力主義の要素が強いことが多いです。

スクール

基本知識から専門知識まで、声優の仕事に関したあらゆる知識、分野を学べる場所です。

声優の育成を専門に行うところや、アニメーター・アナウンサーなどの育成学科と声優の育成学科を併設しているところがあります。

スクールは場所によって独自のカリキュラムを行っています。また、イベントなども多種多様で他の施設よりも充実した経験を積めるのがメリットでもあります。

また、業界の第一線で活躍されているプロ声優から生の指導を受けられたり、レコーディングスタジオやアナウンスブースといったプロの環境とかわらない設備を設けていたりとハイレベルな授業が実施される傾向にあります。

当サイトのランキングに入っている、「総合学園ヒューマンアカデミー」「アミューズメントメディア総合学院」「代々木アニメーション学院」が、スクールに該当します。

専門学校

スクール同様、基礎知識から専門知識を多角的・総合的に学べる場所で、高校と同じで全日制のところがほとんどなので、毎日しっかりと学習できます。

スクールにも全日制のところはありますが、1番の違いは「学校法人」として認可されているかどうかです。要するに専門学校の場合は履歴書など公的な書類に書くことが出来るということです。

「学校法人」には様々な規定があるため、例えばカリキュラムや専攻の編成等が限られていたり、教員者の資格も決められているためスクールのように“現役プロの講師陣がズラリ”というわけにはいかなかったり…といった部分がどうしても出てきます。

当サイトの学校一覧の中だと、「東京声優アカデミー」「東京アナウンス学院」「東京アニメーションカレッジ」「ESPアニメーション声優専門学校」「東京ビジュアルアーツ」「日本工学院クリエイターズカレッジ」も、専門学校です。

大学

声優だけではなく、広く「演劇」関する知識をに見つけたい場合には、大学、短大への進学をおすすめします。

演劇に関する歴史や文化、教養などを学習し、演技の幅を広げることもできるでしょう。とはいえ、「演劇科」がある大学などまだまだ多いとは言えず、しかも、実践的な授業が少ないという傾向もあり、養成所や専門機関などに再入学するケースが多く見られます。

最短で声優になるなら「スクール」や「専門学校」がオススメ

さて、いろいろと種類があることが分かった声優になるための学校ですが、じゃあ実際、どういう学校を選んだらよいのでしょう?

オススメは、時間を無駄にすることなくデビューへの確率を高めてくれる専門学校やスクールです。プロの声優に必要な知識や技術を効率よく学ぶことができ、実践的な指導やカリキュラムも多く、デビューへの近道といえるでしょう!

とくに学校法人として認可されていないスクールは、認可に際する規定を満たすために講師や専攻の編成などで規制されることがないため、業界の需要や変化に対応しやすく、“いま求められている能力”が身に付く、効率の良い教育環境が期待できます。

実際、現役プロとして活躍する講師陣を揃えた実践的な授業をウリにしているスクールも多いですよね。

また、プロの収録現場に参加できるような機会を設けているスクールや、卒業後のフォローが手厚いスクールを選ぶことをオススメします。

専門学校やスクールに通う目的は、あくまでも“学ぶ”ことではなく“プロの声優になる”こと。そのために役立つ体験・経験が積めるようなイベントやカリキュラムに力を入れていたり、在学中から仕事をつかむチャンスを与えてくれるようなスクールはやはり魅力的ですよね。卒業後のフォローもしっかりしていれば、就職や事務所所属の際も安心です。

ぜひ、そういった点に注目をしてスクールを選んでみましょう!

>>おすすめの声優学校・スクールガイド

学校の雰囲気をガッチリ掴む!体験入学のいろは

声優学校の選び方でぜひ利用してほしい手段の1つに「体験入学」というものがあります。読んで字のごとくではありますが、体験入学とは、実際に行なわれているレッスンや授業が無料で受けられる制度のこと。

スクールや専門学校によって、講師や受けられる内容が違っているため、事前にチェックしてから申し込むのが鉄則です。体験入学するにあたって、最低限しておいたほうが良いポイントを3つ紹介します。

パンフレットで講師やレッスンをチェック

学校選びで何よりも重視したいのは、「自分の目指しているジャンルに強い講師がいるか」です。その道のプロがいない学校に行ったところで、磨きたいスキルは磨けません。

そのために欠かせないのがパンフレット。講師の内容はもちろん、カリキュラムの内容がたくさん載っているので、デビューに向けての準備ができるかどうかをチェックできます。

体験入学の際にも配ってくれますが、WEBやメールで資料請求できるところが多いので、余裕を持って取り寄せておくとじっくり検討できて◎。

どんな体験ができるのかをリサーチ

百聞は一見に如かずということわざにあるように、何事もやってみなければわかりません。「まだ漠然としか思い描けていない」「レッスン内容が気になる」という人に必ずチェックしておいてほしいのが、「どんな体験ができるか」です。

声優学校で行なわれている体験入学の内容は、演技体験だったり適性診断だったりとさまざま。そんななかでよく見られる内容は、ダントツで「アフレコ・アテレコ体験」です。学校側も初心者であることは承知のうえで体験させてくれるため、不安にならない・飽きさせないよう工夫を凝らしています。中には、現役プロを講師として特別に招き、アフレコ体験を実施しているところも!声優の仕事を体験しながら、憧れの声優さんに指導してもらえるなんて、まさに一石二鳥。

どんな講師のもと、どんな体験ができるのかをチェックして、まずはいろんな学校を見てみましょう。専門学校とスクールの体験入学例をまとめてしたので、ぜひ参考にしてくださいね。

専門学校代表「東京アニメ・声優専門学校」の体験入学例

  • アニメアフレコ体験
  • 人気DJによるアニソンDJ体験
  • 2.5次元ミュージカル俳優体験

スクール代表「ヒューマンアカデミー」の体験入学例

  • 人気テレビアニメを使ったアテレコ体験
  • 声優・俳優・タレント適性診断会
  • ドラフトオーディション説明会

体験入学の開催日をチェック

体験入学してみたい学校が見つかっても、都合がつかないと意味がありません。そのため、開催日の事前チェックが必要です。

毎週のように体験入学を開催している学校もあれば、月に数回しか開催していない学校もあります。体験入学は行なっていても、自分が体験してみたい内容は開催されていない日もあるのです。

また、人気のある声優さんが講師として呼ばれているアフレコ体験だと、先着順になってしまいます。体験したい内容があれば、すぐに日程をチェックして、定員オーバーになる前に申し込んでおくのが吉です。

体験入学前にしておきたいことをしっかりと踏まえて、学校選びを効率よく進めましょう。

おすすめの声優学校・スクール3選はこちら

まずは自分を知ることから始めよう

声優学校を選ぶためには、まず自分を知ることが大切です。どのようなジャンルの声優になりたいのかや、声優になることだけに集中して学校に通うことができるのか、または、別の学校や仕事と両立して勉強したいのかなど。

また、声優になるために、年間にどれくらいの費用をかけることができるのかによっても、実際に通うことができる学校が絞られてきます。まずは、自分を知るところから初めてみましょう。

やりたいジャンルに合っているか

ひと言に声優といってもさまざまなジャンルがあります。アニメやナレーション、ゲームやラジオ、海外映画の吹き替えなど声優のジャンルは多岐にわたります。自分のやりたいジャンルが何かをまずは知っておくことが大切です。

声優は事務所によって特定のジャンルに強い事務所など、異なる特徴があります。アニメの声優になりたいのならば、アニメにより多くの声優を輩出している事務所を、海外映画の吹き替えをやりたいのであれば、海外映画の吹き替えにより声優を輩出している事務所を見つけることがやりたいジャンルの声優になるための第一歩です。

学校を選ぶ際には、事務所に付属した養成所やスクールがあればそこに通うことで、希望するジャンルを得意とする事務所に所属できるかもしれません。

難しく考えることはなく、例えば、自分が憧れる声優さんの出身校を調べてみるのも一つの方法です。いくつか候補が上がってきたら、それぞれの学校に問い合わせや資料請求を行い、詳しい情報を入手しましょう。

どのくらい通えるか

自分の生活の中で、どのくらいの時間を声優になるために使うことができるのかも学校選びには大切なポイントです。毎日規則正しく学校に通うことができるのか、仕事やその他の学校と両立しながら養成所やスクールに通いたいのか。

その場合は、週に何回、どの時間帯で通うことができるのかを把握しておくことが大切です。

声優になるための学校には、全日制だけでなく、週に何度か通えばいいところや、夜間のみ週末のみなど、学校によって開講している日程や時間帯に特徴があります。入学してからも自分のペースで無理なく通うためには、まずは自分がどのようなサイクルで通うことができるのかを把握しておくことが大切です。

年間に費やせる金額は?

声優になるためには、養成所やスクール、専門学校などさまざまな学校がありますが、ほとんどの学校は無料で受講することができません。せっかく入学することができても、授業料を支払うことができずに途中で辞めざるを得ないことも考えられます。

入学金はもちろん、月々または年間の授業がかかります。学校によっては、体を動かすためにジャージや、その他テキストなどの教材費が必要になるところもあります。入学から卒業までに、いくらくらいの費用がかかるのかは事前に必ずチェックしておくようにしましょう。

一般的な2年制の専門学校では、年間で100万円から150万円の費用が必要となるといわれています。養成所についてはカリキュラムによって異なりますが、10万円から60万円ほどかかるところが一般的となっています。

また、通学するための交通費も必要です。自宅からは通学できない場合は、自宅を出てひとり暮らしや下宿をする必要があります。声優になるためには学校にかかる授業料だけでなく、生活費も含めて、年間にいくらくらいまでなら費やすことができるのか試算しておくことが大切です。

また、学校によっては奨学金や教育ローンを利用できる機関もあります。自分が費やせる費用とあわせてさまざまな方法から模索して計画を立ててみると良いでしょう。

目指せ!声優の学校への入学条件

目標とするものが声優であれば、踏み出したい第一歩は、「声優専門学校」へ入学することでしょう。すでに声優として活躍している人たちも、多くの方が一般的なキャリアパスとして声優育成の学校を卒業しています。

書類審査や面接

専門学校にもよりますが、声優学科や声優養成所では「入学選考」が行われます。多くの場合、「書類審査」もしくは「面接試験」で入学の可否が決定されます。学校によっては、入学希望者または受験者の「声優を目指す」という志望意欲を確認するため、作文(論文)や実技試験などが設定されていることもあります。

声優志望の場合は、学力テストのみで入学の合否が決まることは少ないかもしれません。しかし、学校によっても異なりますが、中学や高校レベルの国語や数学の試験が実施されることもあるでしょう。

成績以外の入試の基準

多くの声優のための専門学校では、第一志望が優先されて入試の対象になります。入試を検討している時点で、積極的に物事に取り組む姿勢や何事にも努力するという気持ち、声優になりたいという進みたい分野に情熱をもっているかが、偏差値や成績よりも高く評価されます。

声優の専門学校は、さまざまな業種や専門技術を身につける学校と同じです。高校卒業後に通うことができる専門学校のひとつで、2年間の通学と卒業により、声優専門の「専門学校卒」の学歴資格を取得できます。そのため、入試のためにある一定の資格が要求されますが、下記の項目のひとつは該当していることが必要です。

  • 高等学校卒業もしくは、卒業見込み以上であること
  • 文科省の「高等学校卒業程度認定試験」または、同試験の合格者、合格見込みであること
  • 専修学校高等課程卒業者(大学入学資格付与校3年課程)もしくは卒業見込みであること
  • 高等専門学校の修了者(3年以上)もしくは修了見込みであること
  • 海外での学校教育12年以上の課程を修了していること
  • 文科省大臣認定であり、在外教育施設の当該課程を修了した者であること
  • 学校長から推薦が得られる場合(指定校推薦の場合)
  • 志望校規定の範囲で、学校説明会、体験入学、オープンキャンパスなどに参加している場合(指定校推薦の場合)
  • 目的意識があること(指定校推薦の場合)

入試の種類

専門学校への入試は、ほかの専門学校と同様、「一般入試」や「AO入試」、指定校推薦や高等学校推薦などの「推薦入学」が一般的です。

  • 一般入試
    大学や専門学校と同じように書類審査と筆記試験に合格することが基本です。高校新卒者だけでなく、大学生や社会人であっても受験可能な入試方法になっています。

  • AO(アドミッション・オフィス)入試
    声優専門学校側が求めるアドミッション・ポリシー(人物像や人柄)であること、声優を目指すことへの意欲や関心、適性検査、書類審査での入学となります。学科試験や成績は、別途となることが多くあります。

  • 推薦入学
    指定校や高等学校からの推薦により、専門学校への入学資格を持っている場合です。推薦を受けている場合は、筆記試験が免除となり面接試験を受けます。

入学手順

必要な資料を学校へ郵送もしくは持参する場合など、出願期間内必着が大切です。学校によって窓口の取り扱い時間が異なるので、事前に「窓口取扱時間」などを調べておきましょう。募集期間内に定員に達してしまうと募集締め切りとなってしまうため、早めに郵送することが大切です。

入試が終わると、それぞれの試験に合わせて合否が決定されます。一般入試や推薦で入学する場合は、面接試験と書類審査により判定されます。AO入学の場合には、各学校で標準化されている「AO入学試験エントリーシート」を提出します。その後、面談により「出願資格認定」を受けた後、書類選考により合否が決定されます。

声優を目指す!入学後のスキルアップに役立つ目標

数多い専門学校に声優を目指す人はごまんといます。夢に描いていた「声優」になるまで、本気で努力し、順調でない時期があったとしても決して諦めず、活躍することを目標にしていくことが必要です。

こういう声優になりたい

声優として成功する秘訣は、実力や運だけでなく、人脈をつなぎ、チャンスをすばやくつかむこと、センスを磨くことも必須になります。ときには、声で勝負するのではなく、コミュニケーションスキルも求められるため、思うような活躍につながらないこともあり得ます。しかし、大きなプレッシャーがあったとしても、ほかの声優つまりライバルに仕事を奪われないように最善を尽くさなければなりません。

そこで必要になるのが、「こういう声優になりたい」という目標や信念です。目標や信念があると、エンターテイメント業界の厳しい環境であっても、ステップアップしながら前進していくことができます。「声優としてこういう仕事がしたい」、「こういう声優になりたい」など、目標を立てて成功させたいという信念を持つなら続けていくことが可能になるはずです。

個性を活かした演技力や表現力

エンターテイメント業界のフィールドは広大で、「声優」としての仕事もさまざまです。しかし、この業界に求められるのは、個性を活かした演技力や表現力といっても過言ではありません。アニメーションやドラマ、海外映画やドキュメンタリーの吹き替え、テレビやラジオのナレーション、ゲーム用キャラクターなど、さまざまな活躍の舞台があります。近年では、タレント兼声優ということも増え、マルチプレーヤーとして活躍している人も多くいます。

しかし、あくまでも「声優」は「声優」です。タレント兼業やマルチプレーヤーとしてではなく、本来の声優としての技術を磨いていかなければなりません。「声」で視聴者の心を動かし、感動を与えられる仕事ですから、演技力や表現力にもスキルの高さが要求されます。

協調性

声優になって、プロダクションと契約したり、個人事務所を開いたり。しかし、演技力や表現力に富む声優であったとしても、ひとりでは番組も成り立ちません。プロデューサー、アシスタント、監督や音響スタッフなど、現場でかかるすべての人とのコミュニケーションを大切にする必要があります。実力とともに、周囲の人との協調性が求められます。

協調性を持ち合わせた声優は、現場や事務所などで、周囲の人に愛されるキャラクターになります。ひいては視聴者に受け入れられるタイプの声優になることもできるのです。

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