演技の練習

声優になるためにやっておきたい演技の練習方法を紹介しています。

演技力を磨くには

声優として仕事をこなすには、演技力をつけなければなりません。

ただむやみにセリフを読み上げていくだけでは力はつかないので、まずは演技力をつけるための基礎になることを、毎日続けてみましょう。

以下に演技の練習に役立つことをまとめました。

読書量を増やす

様々な感情を表現するには、実際にどのような状況でその感情があらわれるのかを知る必要があります。

これは自分の経験だけでカバーしきれるものではありません。

様々な人の感情をなるべくたくさん疑似体験するには読書が一番。

マンガでも構いませんが、文字情報から登場人物に感情移入し、想像、体感できる本の方がより効果的です。

朗読をする

小説や絵本、マンガを朗読してみましょう。

セリフの部分は感情を込める練習、セリフ以外のところはモノローグやナレーションの練習として使えます。

また読むときは録音して、読み終わったら自分の朗読を聞き、より聞きやすくするにはどうしたらいいか研究することも大切です。

設定に近い今まで見たキャラクターをイメージしてみる

1からすべてイメージを膨らませるのは非常に大変なことです。そこで、まずは自分の知っているキャラクターの中で、その設定に最も近いキャラクターを想像してみてください。

すると、「このキャラならこのシーンではこのように話しそうだな」といったことが自然に連想できるようになるはずです。話し方だけでなく、動作や呼吸、間の取り方、笑い方などいろいろと研究する部分はありますよね。

もちろん、全く設定が同じキャラはいないので、多少違う設定のキャラでも問題ありませんし、アニメや漫画のキャラクターだけではなく、ドラマや映画の登場人物を参考にしてみるのも一つの方法です。

ただ、コピーになってしまっては成長できないので、あとはそこから自分の味を作り込んでいきましょう。全くのコピーになってしまうと、設定の似たキャラクターで真似しているだけの状態になってしまうので注意が必要です。

背景や状況などの設定を細かくイメージする

キャラクターには、それぞれ違った設定があります。そのため、そのキャラクターについてより深く考察することは声優としての実力を高めるために欠かせない努力だともいえるでしょう。

例えば、大富豪の娘として恵まれた生活の中で生きてきた全く苦労を知らない女の子と、幼い頃に両親と死別して毎日の生活がやっとの中で生きてきた女の子では物の捉え方や考え方、自分への自信や周りの人との接し方もかなり異なるはずですよね。

まずは自分の演じるキャラクターについて、一つでも情報を集めましょう。例えば、好きな小説の主人公になりきって朗読をし、演技を磨くとします。

この時、そのキャラクターの生い立ちや家族との関係、兄弟姉妹の中での位置付け、自信やトラウマ、自分が今置かれている立場なども一つひとつ確認し、自分がその立場に立った時にどのように営業するのか想像してみてください。

セリフを言うときには呼吸を意識する

声優が感情を表現する方法はいろいろありますが、その中でも早い段階から意識しておきたいのが呼吸です。セリフを話す際には、台本に書かれている文字を声に出して伝えます。
ただそれだけでも言いたいことは伝わりますが、そこに更に感情を乗せようと思った際には、呼吸が大切な役割を果たしてくれるのです。

例えば、焦っているシーンや怒っているシーンで深く落ち着いた呼吸はしませんよね。反対に、穏やかなセリフなのに呼吸が浅くなってしまうと一気に嘘臭く見えてしまいます。

演技をする際に緊張するとどうしても呼吸が浅くなってしまうので、このあたりは十分に注意しておかなければなりません。普段からセリフを発する前に一度深く息を吸って呼吸を落ち着かせるように心がけてみてください。

また、セリフを発する際には胸式呼吸ではなく、腹式呼吸の方が声量を出しやすいので、腹式呼吸を身につけることも大切です。口で呼吸をするとその音がマイクに入りやすくなるので、そういった意味でも腹式呼吸を身につけてみましょう。

その人物の過去設定を考えてみる

練習で演じるキャラクターに対し、より深く感情を乗せるために大切になってくるのが過去の設定に関することです。自分自身で架空のキャラクターを考える際にも、過去設定から考えるとよりそのキャラクターらしさを演出することができるようになるでしょう。

例えば

  • 子供の頃に犬にかまれた経験があって動物が苦手
  • 親友に嘘をつかれたトラウマがあってどうしても人と距離を置いてしまう
  • 子供の時、ライバルの多い発表会で優勝した実績が大人になってからの自信に繋がっている

など。こういった細かい過去設定を考えておくと、よりキャラクターに人間らしさが生まれて演技の幅も広がります。

人生も芸の肥やしに

演技はより「リアル」であるほうが、上手だと評価されます。

しかし、実際に悲しくないときに悲しい声を出せと言われても思いつかないですよね。

そこで、普段から感情が動いたときに、自分は今どんな声色か、どんなしゃべり方をしているかを意識し、覚えるようにしましょう。

覚えられたら、今度はフラットな感情の時に、その感情の声色やしゃべり方をつくる練習をします。

これを様々な感情でやることで、自分の感情表現を意図的に外へ出す練習になります。

ここに挙げたものは、今すぐひとりでできるものです。

このような練習はやればやるほど身につくので、声優を目指している人は早速今日から練習を始めてみましょう。

声優と俳優どちらの演技のほうが難しい?

どちらかの演技が簡単ということはありません。

声優は自分の体をすべて使えるわけではなく、既に作られた映像に合わせて、声だけで演技をしなればならないのが難しいところ。

涙を流す映像に合わせて本当に泣いているように、爆笑する映像に合わせて、本当に爆笑しているように、声だけで様子を伝えなければなりません。

実際に「普通の演技をするほうが身体の動きでカバーできるので簡単だ」という人もいるようです。

しかし舞台や映像演技は全身が使える分、頭から足の指先まで役を作りこまなければいけないので、声でいくら芝居ができても体が動かなければ芝居になりません。

また舞台は失敗が許されないので、そういった緊張感もあるなか芝居をします。

声優と俳優どちらの演技もとても難しいですが、その分人を感動させられる仕事。

演技のお仕事を目指している人は素敵な演技ができるよう今のうちから、たくさん練習をしておきましょう。

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