デビューできる確率は?

声優デビューできる確率厳しい世界だということは重々承知していながらも、憧れてやまない「声優」という職業。実際にプロになれるのは、3~5%といわれています。かなり厳しい数字に見えるものの、0%ではないことに少なからず希望が持てませんか?

こちらでは、声優デビューできる可能性と学校選びの関係性について解説しています。

今の業界から見た声優になれる確率

志すことは簡単でも、実際にはどれくらいの人が夢を叶えて声優になれるのでしょうか?具体的な数字を見ながら、プロデビューできる確率を探っていきましょう。

プロの声優になりたい人とプロの声優の割合

アニメやゲームの文化が急激に進み、楽しむ人が増えたことで、声優という職業は人気の一途をたどっています。2000年に突入した頃は370人ほどだったプロの声優は、2015年頃になると1,200人にものぼり、声優業界は年々プロデビューが難しくなりつつあるのです。

アマチュア声優を含めると、その数はさらに膨れ上がります。「声優になりたい」という志をもつ人が増えている一方で、就職氷河期ならぬ声優氷河期が起こっているのです。

リアルな数字で見ると、実に30万人以上が声優になることを目指しているといわれています。こんなに膨大な人数がライバルなのかと思うと意気消沈しそうですが、30万人のうちプロデビューできるのが3%なら、約9,000人がデビューできる計算になります。そう考えると、夢のまた夢…というわけでもなさそうですね。

主役級の仕事ができる人の割合

声優は日々の経験で実力を積み重ねてから、ようやく主役級の仕事ができると考えている人がいるかもしれません。しかし、「ヒロイン」という枠で見ると、デビューしてから1~5年の間にヒロイン役に抜擢される可能性は、6年以上のキャリアをもつ人と比べて約2倍といわれています。若手で経験が浅くても、チャンスは十分につかめるのです。

声優になれる確率を知っても意味はないことを理解しよう

プロになって活躍できる確率を確認してみましたが、結局のところは、あなたの熱意と覚悟次第!あなたが本気で声優を目指しているのなら、声優になれる確率は未知数だからです。

声優という職業は、単に声質が良いだけでは務まらず、演技力が抜群に高ければ良いというわけでもありません。声優事務所(プロダクション)に所属するためのオーディションは、複数のチェック項目に点数をつける絶対評価で審査が行われます。応募人数が何人であろうと関係なく、事務所側に評価されない限りは合格通知を受け取ることができないのです。

そのため、自分自身のスキルを磨き、プロとして活躍していける人材なのだとアピールすることが重要になってきます。何か1つでも「自分の武器」を持っていると、審査を有利に進められるかもしれません。

声優デビューはむしろ簡単?覚悟があるか問われる業界

声優になれる確率は3~5%だとお伝えしていますが、デビューする方法はいくつかあります。1つは大々的に開催されている声優オーディションに合格して役をもらうこと。もう1つは声優事務所に所属して、そこから役をもらうこと。つまり、事務所に所属することも声優デビューと言っても過言ではありません。それなら現実味を帯びてきますよね。

では、事務所に所属するためにはどうすれば良いのかというと、声優の専門学校や養成所に通うことが1番の近道です。専門学校や養成所の多くは事務所とのつながりが強く、複数の事務所を集めて学内オーディションを開催することがよくあります。選考の結果、所属が決まれば事務所からさまざまなオーディションの案内を受けられるので、声優デビュー自体はあまり難しいことではないのです。

声優を目指すうえで知っておきたいのは、デビューすることよりも、むしろデビューした後が大変だということ。声優業界は芸歴によって「先輩」「後輩」が決まり、新人のうちは守るべきルールがいくつかあります。共演する人たちに対してのあいさつ回りは必須事項で、録音スタジオ内で座る位置も「出入り口に近い席」や「端の席」という暗黙の了解があるのです。気を遣うべき場面が多いのはもちろんですが、新人だとギャラも低いため、生活面の心配もしなくてはなりません。声優になるにはそれなりの覚悟が求められます。

[コラム]声優になれる確率を他の業界と比較

声優業界の厳しい側面をたくさん紹介してきましたが、声優ばかりが狭き門というわけではありません。他にも特殊な職業があり、比べてみると声優業界以上にシビアな状況が見えてきました。

  • プロ野球選手になれる確率…約0.01%
  • Jリーガーになれる確率…約0.2%
  • 芸人になれる確率…0.08%
  • AKB48に入れる確率…0.15%

実際に数字で見てみると、どの職業も1%に満たないので、声優になれる確率3~5%のほうがむしろ高く見えます。全業種にいえることですが、「現実と向き合い、夢をあきらめろ」というわけではなく、確率はあくまでも参考にとどめましょう。本気で夢を追いかける覚悟と姿勢を、1番大切にしてくださいね。

声優になるための方法とは

結局のところ、声優になるための近道は、声優の専門学校や養成所に通うことです。全国各地から応募できる声優オーディションでたった1つの役を掴むよりも、在学中もしくは卒業後に事務所に所属し、案内されるオーディションを受けていくほうがプロデビューのチャンスは確実に広がります

ただし、専門学校や養成所に通う際には選び方に気をつけましょう。特定の声優事務所(プロダクション)が母体となっていることが多い養成所では、卒業しても母体の事務所にしか進めないという落とし穴がある場合があります。一方、専門学校やスクールなら各種オーディションへの参加や卒業後のサポートなどのフォローを手厚くしてくれることが多く、事務所へも準所属や預かりを含めて全生徒の20~30%は見込めるそう。憧れの声優が在籍している事務所に所属するのも夢ではありません!

このように、専門学校やスクールの方針、サポート体制などによって、声優になれる可能性が大きく左右されるのです。専門学校や養成所に通いたいと考えている方は、ぜひ「選び方」にも気をつけてみてくださいね。

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